薬師寺 鬼追い式 本編

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 午後8時半。 この炎を舞台にある2本の籠松明に点火し鬼追い式がはじまります。

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 最終日の4月5日の最後の初夜の行の前には、神供が行われます。これは呪師が神々を勧請してお供えをおこない、練行衆が読経の後持っている松明を放り上げます。そして初夜の行の後には、金堂の前では『鬼追式』が行われます。この鬼追式ですが、薬師如来のお力を受けた毘沙門天が暴れまわる5匹の鬼を鎮めるという行事です。
 節分(毎年2月3日)には豆を撒いて鬼を追う行事が現在の各家庭で行われていますが、この鬼追式が今の節分の行事の一つに因んだものになっています。この鬼の暴れぶりは花会式の行事を大いに盛り上げてくれます。
                                   薬師寺HPより転載

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 欲深さなどを表す5匹の鬼が中門から登場。  鬼が登場する頃には、参拝者もこんなに。。。。。

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 さぁ鬼達が、舞台いっぱいに暴れまわります。 舞台に登り籠松明をゆする鬼、手に持った炎を投げる
鬼。 参拝者に乱入する鬼。 各鬼が好き放題に暴れまわります。

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 ジャーん! この鬼は参拝者に乱入。  ファインダーを覗いていて気づかなかった私は、松明の
火の粉の洗礼を思いっきり受けてしまいました。

 マジ、襟から入った火の粉は熱いのなんの。。。。。。   火傷しましたやん。

 そうそう、昨年は投げられた松明に直撃するわ。 次年度訪れる方は、燃えない衣類で挑んで下さいね。

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いよいよ毘沙門天が登場。 舞台をまわり鬼達を鎮め、鬼追い式の幕は閉じられます。

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鬼追い式が終わると、この一年の『無病息災』のお守りとして参拝者全員に配られます。



 序編の記事はこちら ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/63106970.html





■撮影日  2011年4月5日(火)
■所在地  奈良市西の京457  薬師寺境内