昔から
光明皇后をはじめとして、宮中(
宮内庁)及び一般民衆の安産、子授けの『帯解子安
地蔵尊』として尊崇されてきました。本尊の
地蔵菩薩は極めて大きく重文級、藤原期の作です。尊顔はやさしく
大慈悲の御力を放っておられます。本堂の天井には霊験あらたかな帯解龍が
狩野派の画人(狩野春甫)によって描かれています。その他、
弘法大師、
弁才天、訶梨帝母の諸尊が安産の為に安置されています。大和88ヶ所の67番札所です。
龍象寺も、帯解寺 子安地蔵会式が行われる7月23日・24日に夏祭り地蔵会式が行われます。
龍象寺と帯解寺を結ぶ道は多くの露店が立ち並び、老若男女で賑わいます。
■撮影日 2011年7月23日(土)
■所在地
奈良市柴屋町177