飛鳥 光の回廊 (万葉文化館⇒岡寺)

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2007年に知って、昨年は母が亡くなってすぐだったので行けなかったが、かかさず行っている

『飛鳥 光の回廊』  奈良の『なら燈花会』ほどの賑わいはないが、そこも魅力のひとつになっていま

す。

 今年は、22日(木)と24日(土)の2回、見に行って来ました。

 プレ点灯の記事はこちら    ⇒ 

 前回ご紹介した飛鳥寺はこちら ⇒


 そして今回は、飛鳥文化館から岡寺までをご紹介します。

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 普段は有料ですが、この光の開催時(18時以降)は、明日香の施設はほとんど無料開放されます。

 ライトアップされた亀形石。  この亀形石は2000年に発見され、大きく騒がれた遺跡です。

 写真のものはレプリカえすが、ヒビまでも細かく再現された本物と比べてもわからないようです。

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 文化館も無料解放されています。

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     あかねさす紫野行き標野行き 

             野守は見ずや 君が袖振る


「染めれば茜に匂う紫草の野を
   お上の御料地の野を行くあなた
      ああ野守が見ます
         そんなに袖をお振りになっては」

‘前の夫の大海人皇子が袖振るのを今の夫の天智天皇が見咎めないかドキドキしている(袖を振るのは愛情表現だったようです)’、というのが一般的な解釈でしたが、近年はこの和歌とこれに唱和した大海人の和歌が相聞ではなく雑歌として万葉集に収められていることなどから、宴会で座興として詠われたのではないか、という解釈が主流となっています。
 また、そもそも額田王と彼らとの関係がどういうものだったかすら(夫婦か恋人か女官かとか)よく分かっていないようで、当時も天智ではなく大海人の女だったというお説もあるそうです。

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 ここから最後までが岡寺です。

 岡寺は結構キツイ登りを登って行きます。

 あとで気がついたのですが、岡寺の駐車場までくるまで行けばよかった。。。。

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 本堂にまずはお参り。

 岡寺は、真言宗豊山派の寺院で、山号は東光山、寺号は龍蓋寺(りゅうがいじ)とも称する。

 本尊は如意輪観音西国三十三箇所第7番札所になっています。

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 三重塔。  日本の仏教芸術の美を感じる建物ですよね。

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 いい具合に彼岸花が。。。。。。

 本当はこの写真を撮るの苦労しました。

 三脚も使えずローアングルで、無理な姿勢での撮影。  腕と膝をぴくぴくさせて撮ったんですよ。






■撮影日  2011年9月24日(土)
■所在地  高市郡明日香村一帯