白石国津神社 ふる祭   頭屋さん宅⇒国津神社

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 山高帽に羽織袴の姿が印象的で、他のみたいお祭りを退けて都祁の白石まで行ってきました。

 頭屋さん宅では、お餅や大根などを串刺しにしたスコを朝から作ります。

 スコは写真でもわかるように、3本の竹で土台をつくり、菊の花や竹に輪切り大根と餅を挿し藁束の上

に大きな餅が据えられその上に松・梅・紅葉が立てられます。

 スコが出来ると、座敷でお酒も交えながらお昼を皆でいただきます。
 

 ちょうど私が訪れたのはこの時からでした。


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 写真は、当屋さん宅でお昼を頂いている様子。  立派な座敷です。

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 お昼が終わると、記念撮影。   

 プロのカメラマンを呼び、まずは神主さんを中央に、当屋さんのご家族で。

 そして親戚一同。
 
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 最後は宮座の12人での記念撮影。

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 プロの記念撮影後は、ちょっと各々のカメラで撮影会。   皆さん楽しそう♪

 このときいろいろと祭の事、近くにある貝那木山城のことなど教えてくださいました。

 皆さんとても気さくで、いいかたばかり。

 貝那木山城の記事がありましたので、興味のある方は覗いてみてください。


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 おしゃれな山高帽子。

 この格好は明治の文明開化の時に取りいれられたそうで、昔から様相はその時代時代で自由に

変えられてきたそうです。  文明開化の頃。。。きっとこの山高帽を提案した人はおしゃれな

人だったんでしょうね♪

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 いよいよ当屋さん宅から国津神社へ出発です。

 「チョ~サヤ~ チョ~サヤ~」と 大きな声で神社までお渡りします。

 あら。。。  だれか大切な山高帽を落としちゃいました。

 ま~るい帽子だから、転げる転げる。。。。  その光景が滑稽で♪

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 国津神社までは交通量の多い道路をお渡りすることになるので、今は車で神社の近くまで移動です。

 ちょっとカメラマン泣かせ。

 先回りして、神社付近で一行を待つことに。

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 みんな楽しそう♪  今回は当屋さんのお宅が大通りの近くだったので、田園風景をバックに。

 というシーンが狙えず残念でした。

 やはりこういうお祭りは、田園風景が似合いますよね。

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 お渡りの先頭は宮座の長老が勤め、宮司、太鼓、スコ三基、餅桶と続きます。

 宮座には前座(ぜんざ)と見習いの後座(あとざ)に分けられ12人で構成されています。

 山高帽と羽織袴を着れるのがこの人達です。

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 国津神社に到着です。

 この『ふる祭』は国津神社の祭礼で、古くから行われています。

 だから『ふる祭』って言ったら、まさしく正解だったようです。   あら単純!

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 国津神社に到着♪

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 つぎは国津神社での神事と餅巻きです。




■撮影日  2011年11月3日(木)
■所在地  奈良市都祁白石町