白石国津神社 ふる祭   神事 ⇒ 餅巻き

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 ここ白石にある国津神社は、古来より大きな白い石があり、古代の信仰を集めていたようです。

 以前は国津大明神とも言われていたそうです。

 山頂の石室には白い大蛇が住むと伝わり、御神体は雄神山そのもので、大神神社奥の院とも呼ばれて

いるようです。

 雄神神社国津神社の間には、「休んば」と称される四ヶ所の叢林(そうりん)が残されています。

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 担いできた三基のスコや餅桶を拝殿前に置くと、鳥居近くの祓社で宮座がお祓いをあげます。

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 なんどみても、紋付き羽織袴に山高帽。。。。。  おしゃれですよね♪

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 ちょっとスレンダーな狛犬さん。

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 祓社でのお祓いが終わると、本殿にお供えを運びます。

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 そして本殿での神事がはじめられました。

 境内では、村の人達が神事のことにまったく興味も示さず、大きなブルーシートに座って、おのおの

楽しい会話で井戸端会議♪

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 お供え物を引き下げたのち、宮座達がスコを解体し皆に分けられます。

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 いよいよ餅巻きの準備です。 当屋宅から運ばれた餅桶に、各家々からお重に詰められた餅を

積み重ねていきます。 中にはおみかんやお菓子のお供えもあり、これらも一緒に巻かれます。

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 お餅の上に乗せられたのは、5円玉にリボンがついたもの。

 これを財布に入れておくと『幸』が訪れるそうです。

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 いよいよ、餅巻きがはじまりました。  すごい量のお餅が宙を舞っています。

 隣にいる奥さまに、巻く男達と目が合えば餅が飛んでくるよと教えてくれました。

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 あらパンダの帽子をかぶったお嬢ちゃん。  餅が取れなくてちょっとご機嫌ななめです。

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 今回いただいた戦利品です。  田原菅原神社で、大ハッスルしたおかげでストロボを壊したので

今回は自粛しました。


 ところが帰りしな、おじさんが餅わけたろって。。。。10個以上くださいました。

 神様は欲張るものには、罰を。。。。。。

 謙虚なものには幸を下さるんだなぁ~としみじみ実感。

 いい体験ができました。


 おんと、宮座の人達。 村の人達はいい方達ばかり。

 こころ温まる行事をを体験させていただきました。   こころから感謝です♪






■撮影日  2011年11月3日(木)
■所在地  奈良市都祁白石町280-5  国津神社境内