春日若宮おん祭 大宿所祭

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 大宿所は、おん祭の願主役(がんしゅやく)、御師役(おしやく)、馬場役(ばばやく)を勤める大和士

が、神事奉仕に当って精進潔斎を行う参籠所である。(旧遍昭院趾)「センジョ(遍昭)行こう マンジ

ョ(万衆)行こう センジョの道に何がある 尾のある鳥と尾のない鳥(兎)と センジョ行こう マン

ジョ行こう」と子供に囃されたのは懸物(かけもの)のことで大和の大小名より献じられた雉や兎が懸け並

べてお供えされたのである。現在も地元篤信者による懸物が境内に寄進されている。

 その他境内には、渡り武具といわれる野太刀、馬長児の笹などが人目をひき、ご殿の中では神前の珍し

い献菓子や流鏑馬勤仕の稚児よりお供えされる稚児の餅、装束類が所狭しと並べられている。

 15日午後2時半からは地元各商店街による大宿所詣行列の為に、午後4時半からは旧儀による大和士の為

に、また午後6時からは一般参拝者の為に「御湯」が立てられる。湯立巫女の腰にまく“サンバイコ”

は、安産の霊験あるものとされ、特に妊産婦の参拝が多い。その他、がん除け・ぼけ封じ等の諸祈願の祈

祷を受付けているのでご希望の方は春日大社まで。またおん祭の名物料理“のっペ汁”“あめ湯”が地元

商店街の人たちの手によって振舞われ終日大旅所内は活況を呈する。午後5時より、おん祭の無事執行を

祈願して大宿所祭が行われる。

                                    春日大社HPより転載

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 午後6時よりお供え物の奉納があり、その後巫女による舞が演じられます。

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■撮影日  2011年12月15日(木)