奈良豆比古神社 弓始式

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 奈良豆比古神社(ならつひこじんじゃ)は、かつては奈良坂春日社と称していた。春日社とも八幡社とも称する。[1]式内社大和国添上郡 奈良豆比古神社」の後裔社である。

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 毎年1月23日に近い日曜日に行われる『弓始式』。 今年は1月22日に当たります。
 神事はわずか30分程度のものでした。          

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 鳥居の横には南天が。。。。

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 祭神は、中殿に平城津比古大神(当地の産土神。奈良豆比古神とも)、左殿に春日宮天皇(施基親王志貴皇子田原天皇とも)、右殿に春日王志貴皇子の子)を祀る。
 ただし、『式内社考』では中殿が南良春日宮大神(奈良豆比古神)、左殿が春日若宮(天押雲根命)、右殿が矢幡大神(施基親王)としている。

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 まずは関係者にお祓いを。。。。

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 献饌の儀

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 お供え物

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 社守の脇に、一刀彫の「尉と姥」・姿盛りの「鮭」が並べられていました。

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 祝詞奏上の儀

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 1本目の矢は、運のいいことに私の方へ向けて放たれました。
 これもご縁でしょうか。  何故かカメラの設定をいじくっててシャッターを切れた時には矢は
放たれたあと。。。。  おまけに写せたものはピンボケときたもんだ。

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 放たれた4本の矢は、社守と年長者から3人(一老~三老)に授けられるそうです。
 事前に知らないと持って帰るとこでした。

 残りは老中が持ち帰り、各家の門で魔除けとして飾られるそうです。

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 撤饌の儀

 神事のあと直会が行われます。
 直会では、宮座での新三役の披露、初老・中老の紹介が行われるようです。

 三役は、見習(1年目)・式司(2年目)・奉行(3年目)と年を追うごとに役が上がります。
 また、数えで45歳になった者が初老。数えで55歳になった者が中老となります。

 残念なことに、見ずに帰ってしまったので写真はご用意できませんでした。




■撮影日  2012年1月22日(日)
■所在地  奈良市奈良坂町奥垣内2489  奈良豆比古神社境内