第二次世界大戦の遺構を探しに。。。。

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 この奈良県にも、第二次世界大戦での遺構がところどころ残っているようです。

 今回は海軍が、大本営を天理に移す計画を実行するために柳本に空港を建設していたそうです。

 たぶんその基地の防衛に置かれたんでしょうか。。。。。
 
 あの唐古遺跡に高射砲が設置されていました。


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 わかりますか? ここだけコンクリートで固められており、中心部に小さな穴が開けられています。

 高射砲の台座の跡かどうかはわかりませんが、その穴から放射線状に筋があるのわかりますか?


 まさしく、ここに高射砲が。

 柳本飛行場の南西の角に位置する場所です。


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 このあと柳本飛行場へ向かうのですが、途中こんな素敵な花畑が。。。。。。

 しばしバイクを停めて、春を満喫~♪


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 ここが、柳本飛行場の滑走路があった場所。 

 その滑走路の上にアスファルトが乗せられたようで、当時のコンクリートはそのまま下にあるそう

です。 どうろの端を見てみると、ところどころ当時のコンクリート片を見ることができますよ。


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 この道路から東に150mほど入ると、2つの防空壕が見えてきます。

 こちらは南側にある防空壕。 おそらく通信室に使われていたのではと言われています。


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 こちらは北側にある防空壕。  こちらは、防空壕を覆う土がかなり取り除かれていました。

 おかげで、防空壕の形や、コンクリートの厚み材質がよくわかりますね。


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 この神社は、飛行場の北側にあります。  本来はもう少し南側にあったのですが、飛行場建設

にあたり、この地へ移転したとか。


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 白堤神社はここにあったそうです。

 その地には、けっこう大きな石碑が建てられていました。

 よく見ると、長柄城跡ともかいてありますね。

 中世はここに平城があったんですね。


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 飛行場が建設されるとなりと、物資を運ぶ電車が重要視されますよね。

 おそらく当時は、この駅も軍事色濃く今と違って賑やかだったんでしょうね。

 
 よくよく見ると、レンガで造られたホームが今も残っています。

 また駅の東側・西側にもホームがあったような敷地が。。。。。。。

 もしかしたら、ここから柳本飛行場へつづく線路がひかれてたのではなかと想像はふくらみます。







■撮影日  2012年5月31日(木)