百済寺 (太子道シリーズ)

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 広陵町百済に、国の重要文化財に指定された立派な三重塔が建っています。
近くに住んでいながら、全く知らなかった。
よく通る葛城川沿いの道からは、木々が邪魔して三重塔が隠れているので
気がつかなかったんでしょうね。
 
 この百済寺太子道からは西に大きくずれていますが、聖徳太子にも縁があり
有名な三重塔があるということで、ここで紹介させていただきます。

 (真言宗百済寺 くだらじ

所在地は、北葛城郡広陵町百済1411-2
本尊は、毘沙門天
本堂に、大職冠(だいしょっかん)と呼ばれる談山神社の本殿を移築したもの。
    (馬頭観音像、菩薩立像を所蔵)

 【現地説明板から】  百済

日本書紀舒明天皇十一年(639)十二月の条に「是の月百済川の側に、
九重塔を建つ」とあり、聖徳太子平群郡熊凝に建てた熊凝精舎をこの地に移し、
百済大寺と名づけたと伝えられる。 その後火災にあうが、皇極天皇の時に
再建し、天武天皇の時に至って伽藍を高市郡に移し大官大寺と称したと伝えられ
るが、明確ではない。 現存している三重塔は鎌倉中期に建築(昭和五年解体
修理)と考えられ、明治三十九年国の重要文化財に指定されている。
 本堂は大職冠と呼ばれ、方三間単層、入母屋造りで内陣に本尊毘沙門天像が
まつられている。


撮影日 2007年8月28日(火)