《５０》郭を３方に持つ　見田城

主郭

　主郭を中心に、南郭・北西に郭・北東に郭を配置しており大手道は南郭から入るものと
思われます。　主郭は比較的広く、下草も少なく見学しやすい状況です。

　民家の畑から入ると、南郭に通じる山道が走っています。南郭には五輪塔があり北側には
古いお墓が並んでいました。　

　この郭には『金比羅神社』の石祠がありました。　郭は荒れ放題で、３０分ほどのミニ
整備を実施。　石祠の後ろは土塁が築かれていました。

　北西の郭は小さく、こちらも相当荒れていました。　西側の見晴らしはよく、おそらく
物見櫓が築かれていたのではと思われます。

　左の道を登ると左手に石垣が見えてきます。　大手道はおそらくその道を左に曲がり
民家の畑から入ると思われます。　が、私有地のため入るには必ず許可を取ってください。
私達は、曲がらずしばらく進むと、左手に林が現れそこから入ることにしました。
どちらも南郭に出ることになります。

別称　円蔵殿・見田山城
所在地　宇陀市菟田野区見田
形式　丘城
高さ　標高４１５ｍ　比高６５ｍ
規模　南北２６０ｍ　東西２１０ｍ
築城年代　不明
築城者・城主　不明
遺構　郭・土塁

登城日　２００７年１１月１３日（火）

【参考サイト　　奈良大和路「気分はコクジン２」】
http://gfi401.fc2web.com/narakokujin2-192.htm