氷室神社 『例祭 夕座舞楽』

 昨年、奈良の日々(のんべえ)さんのブログを見て知った行事です。

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 舞楽が行われるということで、すごく見たかった行事。 昨年の後悔を一年引きずっての参加。

 天気は生憎の曇り空でしたが、なんとかお天気はもってほんとよかったー。

 1時間早く着いたのがよかったです。 ちょうど夕座がはじまったところで、玉櫛の奉納に

参列させていただき、それも『トリ』最後の参列者で緊張しちゃいました。

 (二拝二拍手一拝……ちゃんとできましたよ~ 退く時は三歩下がることも大丈V)
 
 なんか、こういう神事に参列させて頂けると、すごく身近になりいいものですよね。

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 この紋は、氷室神社のもの。 

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 神事は5時からはじめられました。 本日は本宮。 昨日は宵宮が行われましたが、今年は
雨でたいへんだったようです。 舞楽は本宮だけ。

 お供え物は、たくさんの物が添えられました。 写真はほんの一部です。
昨年は松茸はなく椎茸が奉納されたようです。 今年は松茸の値も昨年に比べたらかなりお安い
ですから。。。。 お供えもご予算があるみたいです。

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氷室神社と南都流舞楽

明治三年に廃止されるまで、氷室神社に置かれた旧南都楽所を中心に奈良における舞楽が受け継が
れてきました。明治維新により三方楽人(奈良・大阪・京都)が国に召され、曲や舞が一本化され
ていったのが、現在の宮内庁楽部です。しかし、上京せず地方に残った楽人や舞があり、独自の伝
承が見られるのです。

南都晃耀会は奈良流を重んじる有志により戦後間もなく結成されました。このたび結成五十周年記
念事業として後継者養成のため南都流舞楽伝承教室を企画し、伝承活動に励んでおります。今年も
氷室神社の献氷祭、例祭、舞楽初めの他、唐招提寺東大寺薬師寺などの諸行事に奉仕の予定で
す。 
                                                【氷室神社 HPより】

 舞楽のスケジュールです。 のんべえさんの記事で知っていましたが、3時間以上もつづく
舞楽は見応えありますよね~
 こんなすばらしい行事なのに人はまばら。。。カメラマンも10人ほど。。。。
びっくりですね。 

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 いよいよ、舞楽がはじまります。

 最初の舞のみ、舞台で演奏を奏でられます。

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 舞は順次行われます。 写真は「陵王(りょうおう)。
 氷室神社に伝わる陵王の面は重要文化財に指定されており、現物は奈良国立博物館へ寄託して
いるそうです。

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 翌日の仕事のこともあるので、20時30分で帰ることにしました。

 そこまで演じて頂いた舞楽は、パート2でご紹介させていただきます。 お楽しみに~



昨年の奈良の日々様の記事  http://blogs.yahoo.co.jp/nonbay55/34634949.html


■撮影日 2009年10月1日(木)
■所在地 奈良市春日野町1-4 氷室神社境内
■機材  EOS-40D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM / EF70-200mm F4L IS USM