石上神社 神剣渡御祭(でんでん祭)
神剣渡御祭(しんけんとぎょさい)は俗に『でんでん
祭』とも呼ばれ、大和の夏祭りの先駆けとして親しまれている行事です。
午後1時から本殿で『神剣渡御祭』が行われ、午後
つくり向かいます。
でんでん祭と呼ばれる由来は、一行が太鼓を鳴らして歩くので、その音が『でんでん』と聞こえることから名づけられたそうです。
天正四年(一五七六年)の記録には、『本社を去る十町余、古宇田(こうだ)と称する田畠の中に小祠あり、樹木繁茂す、六月晦日、早旦に神剣此の地に御幸(みゆき)あり、名付けて田植という』とあり、遅くとも中世には行われていたようです。
このお祭りは悪霊邪神の退散と稲の害虫を払い除き、五穀豊穣を祈る神事で、当時は末社の神田神社(こうだじんじゃ)まで、馬上で七支刀(国宝)を振りながらお渡りが行われていたそうです。
その神田神社には明治初年まで一町歩の神饌田があり、早苗を持った布留の八乙女(やおとめ)により、御田植神事が行われていました。
おこしやす。。。。 私、境内にいる牛ですが。。。。 何か。
拝殿の横には御神酒が。。。。。
私に、 何か用でも。。。。
13時。 神官を先頭に早乙女、関係者と拝殿に向かいます。 いよいよ神剣渡御祭がはじまります。
この御渡り列次は以下の順番と決まっています。
一、 先払い(さきばらい)(大紋・だいもん) 一名
二、 太鼓(たいこ)(白丁・はくちょう) 二名
三、 神職(しんしょく)(浄衣・じょうえ) 一名
四、 青旗(せいき)(白丁) 一名
五、 白旗(びゃっき)(白丁) 一名
六、 早苗籠(さなえかご)(白丁) 一名
七、 早乙女(さおとめ) 三名
八、 作男(さくおとこ)(白丁) 二名
九、 伶人(れいじん) 三名
十、 唐櫃(からひつ)(白丁) 二名
十一、神剣(しんけん)(浄衣) 一名
十二、斎主(さいしゅ)(浄衣) 一名
十三、神職(しんしょく)(浄衣) 一名
十四、紅旗(こうき)(白丁) 一名
十五、黄旗(おうき)(白丁) 一名
二、 太鼓(たいこ)(白丁・はくちょう) 二名
三、 神職(しんしょく)(浄衣・じょうえ) 一名
四、 青旗(せいき)(白丁) 一名
五、 白旗(びゃっき)(白丁) 一名
六、 早苗籠(さなえかご)(白丁) 一名
七、 早乙女(さおとめ) 三名
八、 作男(さくおとこ)(白丁) 二名
九、 伶人(れいじん) 三名
十、 唐櫃(からひつ)(白丁) 二名
十一、神剣(しんけん)(浄衣) 一名
十二、斎主(さいしゅ)(浄衣) 一名
十三、神職(しんしょく)(浄衣) 一名
十四、紅旗(こうき)(白丁) 一名
十五、黄旗(おうき)(白丁) 一名
早乙女さんのうちのひとり。。。
先頭を歩く先払い。。。 先払いは鉄の棒を引きずって歩いて行きます。
を見に行く事にしました。
2008年の記事に御田植祭や夏越祓いを詳しく書いていますのでよろしければ。。。。。。
奈良の探訪 その1 http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/40625584.html
奈良の探訪 その2 http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/40701042.html
奈良の探訪 その3 http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/40710020.html
奈良の探訪 その2 http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/40701042.html
奈良の探訪 その3 http://blogs.yahoo.co.jp/a02221370209/40710020.html
撮影日 2010年6月30日(水)
所在地 天理市布留町384 石上神社