城の西側
近鉄榛原駅から県道31号線に入ってすぐに
水分神社があります。
その向かいの丘が、井足城です。
井足城はL字型をしており、大手道は北側から2本の堀切を越えて主郭に入ります。
主郭から見た大手道
主郭から北へ伸びる大手道を撮りました。 2本の堀切があり、一直線に続いています。
主郭北側の土塁
主郭の北側は櫓台といっていいほどの立派な土塁がありました。 土塁の北側は堀切
があり、この城の最大の防御施設であったと思われます。
主郭
主郭は広く、西側に帯郭。東側には尾根を遮断するために掘切を配置しています。
主郭は写真でもわかるとおり、草木で荒れ放題となっています。
登城口
水分神社の駐車場がありますが、狭くあまりお勧めはできません。
登城口は右側の丘へ登る白い手すりから入ります。お墓が表れると少し戻り、南側の草薮
から入ると、尾根沿いの大手道がすぐに表れます。
別称 井足山城・下井足城
所在地 宇陀市榛原区下井足
形式 丘城
高さ 標高358m 比高48m
規模 南北100m 東西95m
築城年代 室町時代
築城者 井足氏
城主 井足氏
遺構 郭・堀切・土塁
登城日 2007年11月13日(火)